(1)仮性包茎
日本人が1番多く、包皮の余り具合や亀頭の大きさによって包皮の長さは様々です。
通常時は亀頭の一部または全体が包皮で覆われていますが、通常時でも勃起時でも、手を使って剥げばスムーズにむくことができる(露茎する)ものをいいます。
セックスにおいて問題ありません。
デメリットは、外部からの刺激に弱いので、早漏になりやすい、または逆に遅漏になりやすいことです。
(2)カントン包茎
包皮口が狭いので包皮が十分に伸びず、勃起時に亀頭を露出しようとすると圧迫されます。
勃起時に無理にむくと、包皮が水ぶくれ状にはれ上がります。
亀頭のくびれ部分(亀頭のくぼんだ冠状溝あたり)が締めつけられ、包皮が元に戻らなくなり、陰茎の首を締め付けてしまうことがあります。
そのままの状態で放っておくと最悪の場合、血が通わなくなって亀頭部分が大きく腫れ上がり、亀頭が血行不良で壊死する危険性がありますので、そんな場合はすぐに病院に行きましょう。
一刻も早い包茎治療・包茎手術が必要になります。
(3)真性包茎
勃起したり手を使っても、全く剥くことができない状態です。
真性包茎の場合、自然に治ることはないので包茎治療・包茎手術が必要です。
亀頭の正常な発育が妨げられたり、短小や先細りの原因にもなります。
18歳くらいを過ぎても全然剥けず包皮が硬くなっていれば、病院に相談しましょう。
剥けない原因としては、包皮と亀頭の癒着、包皮の出口が狭いなどがあり、これらが合併している事もあります。
また皮オナニー(亀頭に皮を被せたままのオナニー)のやり過ぎで、包皮が縦方向にのびてしまい、亀頭が包皮輪を押し広げられないのが原因という意見もあります。
●仮性包茎のコンドームのつけ方(付け方)
●包茎手術について